ヘッドライトがオススメなのは、「辺りを照らすのに手が塞がらない」というのが一番の理由です。懐中電灯のようなサーチライトの方が遠方の様子も確認しやすいので有利な場面もあるのですが、被災生活や屋内の様子を探るにはヘッドライトの方が余震や足場が悪い環境下でも対応がしやすくなります。

ただ、枕元などに置いておく照明はスイッチの付けやすさから、フラッシュライトやサーチライトのほうが扱いやすいケースもあります。また、避難時(特に走っている状態)は頭が激しく揺れるのでヘッドライトの焦点が定まりにくい点にも注意が必要です。初期行動と中距離以降の探索はサーチライト、被災後の生活や屋内作業はヘッドラ イト、という感じでしょうか。

ヘッドライトもLEDとリチウム電池が採用され、軽量・小型タイプな製品も出ています。また、ヘッドライト以外にもLEDランタン(ロゴス社 LED-POWERランタン、コールマン社 LEDコラプシブルランタンなど)もあり、連続で100時間以上点灯する為、停電した家屋内・テント内の照明にも向いているのではないでしょうか。

ランタンと言えば灯油などの燃料を注いで使うタイプを思い浮かべますが、燃焼によって空気が汚れたり、火災へと繋がったりと、どうしても不自由な面がつきまといます。

最近では太陽電池とLEDを組み合わせた常夜灯が数千円程度で販売されているので、部屋に複数設置しておけば被災時に真っ暗で視界ゼロ!という状況を抑えることが出来ます。太陽電池で充電されていくタイプであれば、出窓付近においておくことで毎日充電・常夜灯ONを繰り返すのでメンテナンス面で助かります。