全ては太陽の出方次第、、、にはなるものの、貴重な燃料を消費せずに調理や暖を取ることが出来ます。インフラ整備が行き届いていない発展途上国へはこういった製品が活躍しているそうです。

製品名はパネルクッカー、サンシェフ、サンオーブン、あさがお、パピヨン、サングリル、エベレストクッカー、バックパッククッカー、サンスポット、Better Focus、Solar Sizzler、Premium14、かるぴか、おやぴか…等がインターネット上で確認されます。どれも衛星放送のアンテナのような局面に反射板を貼り付けて、反射光を集めます。焚き火に着火するだけなら虫眼鏡の凸レンズで集光させることで構わないですが、前述の製品群は「調理用に加熱し続けることが出来る」という強みをもっています。また仕組みが簡単なので小型の物で1,000円レベルから販売されております。

お湯さえ大量に沸かすことが出来れば、温水をポットで保温(2~4リットル)、飲料水を消毒したり(ただし鉱毒は煮沸しても効果無し)、レトルトパックの調理、湯煎調理(パッククッキング)、布巾の蒸気消毒、温水で身体拭きなどと避難生活に大いに役立ちます。

保温用のポットに入れておけば12時間くらいは保温が可能になるので、「調理用ポット」を何台か用意しておくといいかもしれません。湯を沸かす→ポットへ入れる→レトルト食品を突っ込む→湯が冷めたら吐水して再びクッカーへ設置して沸騰を待つ。これで、燃料を使わずに湯煎調理が可能となります。煮沸使用に耐えられるビニール袋があれば、冷え切った御飯を入れて適度に温められます。保温用のポットは外気をシャットアウトしているとはいえ、冷えた屋外だと保温性能が落ちてしまう事があるので気をつけましょう。

ちなみに、「サトウのごはん 新潟県産コシヒカリ大盛(300g 約450kcal)」は、製造日から8ヶ月の保存期間を持ち、調理は湯煎だと20分。コストは24個(7.2kg)で6,048円、一食252円。他の保存食よりかはコストパフォーマンスは良好な方で、ローテーションも組みやすいでしょう。

使用・保管には反射板を可燃物(家財、外壁なども)に当てないようにしないと火災に繋がるので使用には充分注意する必要があります(またはカバーをつけておく)。当然ですが、夜間は太陽の光を集光できませんので、昼間に作った温水などは余裕をもっておきましょう。