日用品店やディスカウントショップで販売されている白い軍手がよく防災グッズ・防災用品として入っていますが、ごく短期間・または軽度の保温・保護にしか使えない事が多く、すぐに使い物にならなくなります。

特に値段の安い製品は使い捨て用に近い感覚の耐久度な上、表面がツルツルと滑ってグリップ性も良くなく、指先も保護仕切れなかったりします。防寒にも不向きで水に濡れると何時までも染みこんだままで作業性に悪影響を及ぼします。汚れた家具の搬送など一時的な用途で買っておいても損はありませんが、普段考えられるグローブとしての性能は低いので用途は限られます。

作業用には革が縫い込まれた製品だと運動性に優れ手によくなじみ、ガラスやクギが露出している廃棄物撤去などにはレスキューグローブ(アラミド繊維系)、冬季や降雪時、雨天時には水難用にも用いられる保温効果のクロロプレン+アラミド繊維などの素材が注目できそうです。

別の記事(→高機能素材を使用したインナーやレインウェアの採用)でも紹介しましたが、グローブにしてもレインコート同様に高機能素材を採用すると被災時のダメージ軽減や、避難生活時の疲労を抑えやすくなります。通勤時間長い方は帰宅困難者として震災に巻き込まれると帰宅するのに6~10時間掛かった事例が東日本大震災の首都圏で確認されているので通勤用のバッグに入れておきましょう。