1人あたりの飲料水2リットル(生活用水は除く)は重量2kg。3人家族だと飲料水用のポリタンクを1杯(15~20リットル)にしても2~3日分となります。

未使用のゴミ箱にポリエチレン袋を張って一気に50~60リットル近く輸送される方もいたのですが、これは台車などを使ったから出来た事なので、手で空箱をもっていても1人では持ち替える事が出来ません(持ちにくい上に50~60kgもあります)。

1人で水を大量に運ぶ時には出張や海外旅行などで使うキャリーカートと水用のポリタンクを組み合わせて、40~60リットルくらいは輸送できそうです。キャリーカートについては耐久性を高いものを選ばないと段差や衝撃で破損する場合がありますので注意しましょう。

袋状のポリタンクは「保管時にかさばらない」というメリットがあるのですが、「荷台にしっかり載せられない」というデメリットでもあります。キャリーカートに空き段ボールでも積んでいって段ボールをフレーム代わりにすると多少改善されます。

2~6リットル程度の手持ちであれば、袋を持ちやすくした物としてカスケードデザイン社の「ウォータータンク」や「プラティパス」という製品があります。カスケードデザイン社のビニール袋状の水タンクは三層構造で水漏れしにくく耐久性が高い仕上がりとなっています。冷凍・煮沸まで可能なので、中の水を煮沸消毒したり、水を温めて温水としても用いることも出来ます(シャワーヘッドまで販売されているほど)。

飲料水の輸送用としては設計されてはいませんが、「水タンクを背負う」というアキレス社の「ファイヤーハンター」という製品もありました。林野火災等の初期消火活動用に設計されたものですが、18リットル・水揺れ防止機構・背負いバンド・肩部パッド・給排水簡単という機能性から防災グッズとしても注目したい一品でした。