近年は携帯出来る情報端末が浸透、スマートフォンなども東日本大震災でも活躍しました。

が、ノートパソコンにしてもスマートフォンにしても消費電力が大きいためにバッテリーの予備は必須になります。また、大きな問題点として使い慣れていない方(高齢の方や普段検索やサイトを見ない方)にとっては、高機能な情報端末もさほど有用なツールでなくなってしまうという点でしょう。また、携帯電話の場合は基地局へのダメージが相次ぐと回線への接続は不可能です。

ラジオの場合は

・コミュニティFM放送では被災地の市区町村単位での現状把握が可能
・スマートフォンやパソコンを使い慣れていなくても情報収集が可能
・手回し発電機程度の電力で数時間視聴できる。消費電力が非常に小さく避難生活長期化に対応
・風呂場で視聴できるほどの防水型のラジオも安価に販売されている

など大きなメリットがあります。

地元のラジオ局は被災地の情報、例えば「××病院で△△を受け付けている」だとか「◇◇公園で給水車到着、配給は△△時より開始」といった詳細情報も把握できている範囲で流してくれます。安否情報、他国籍の為の英訳ニュース、市民リポート等により地元に密着した情報が得られます。

携帯電話のラジオ機能で、待ち受け状態や画面を点灯させるとバッテリー消費が激しいのでラジオを聴く習慣が今まで無かった方も用意することを強くオススメします。スマートフォンで情報収集を慣れている方にとっては音声での情報収集に慣れない事もありますので、これを機会にラジオを聴く習慣をはじめるのもいかがでしょうか。

ラジオを聴いて情報収集を行う場合にはパソコンなどで情報収集するのとは違い印刷や電子メールで内容を記録したり出力する事ができません。聴いたことを忘れてしまわないように筆記用具を手元においておきましょう。ICレコーダーについているラジオは長時間にわたってラジオ放送を録音できることもあります。

ちなみに、ソニーの携帯型のラジオICF-P20は単3乾電池×2本で約38時間(FM時)、約42時間(AM時)聴くこ とが出来、価格も1,500~2,000円程度。ICF-RN930といった通勤型ラジオは小型で単4電池1本でもアルカリ乾電池であればイヤ ホンで50時間近く持つそうです。