災害に備えて保存水・非常用の飲料水を1ケース買ったものの、地震で家具がなぎ倒されてケースを圧迫、しまっておいた場所から転落などで、せっかくの飲料水が漏れ出して使い物にならなくなってしまうケースがあります。

置き場所についてはある程度、分散しておけば全損する確率は低くなります。また、ペットボトルに保存した非常用の飲料水は缶タイプよりもケースに強度がないのでベランダストッカー、プラスチックコンテナ、セーフティボックス、エクステリア用品といった収納製品に入れておくと外部からの衝撃が直接伝伝わりませんのでオススメです。

また、「給水車による支援が始まれば水の確保が出来る!」と思うかも知れませんが、給水車は各家々を訪問してポリタンクを一杯にしてくれる事はほぼないので、大抵は学校や公園、大きな避難所へ行く必要があります。水道局や道路事情の回復など地域の復興が進めば給水車の巡回も可能でしょうが、被災して間もない時期は期待できません。

かといってポリタンクを握りしめて遠く離れた給水車まで行くと、帰る際にはポリタンク1つで20リットル、重量20kg。取っ手が持ちにくい事もあって大人でも持ち運びはラクではありません。キャリーカート、三輪車、台車になるような物があれば、よほどの悪路でも無い限り搬送はラクになりますので忘れないようにしましょう。

飲料は水だけで無く、例えば野菜ジュース、トマトジュースは被災時に新鮮な野菜を摂取する事が難しくなるので、非常食をあれこれ大量に買い込むよりも栄養補給も簡単になります。この他、缶コーヒーは糖分補給なども兼ねることが出来ます(利尿作用がある点は注意)。

野菜ジュース、トマトジュース、缶コーヒーといったソフトドリンク関係は賞味期限がだいたい製造日から1年までの物が多く、非常用の飲料水と比較すればあまり長くは持たないので注意。普段から何本か飲む習慣があれば、こちらも古い物から飲んでいき、減った分補充していく方針が良いでしょう。