日本救急医学会(http://www.jaam.jp)によれば、

(引用ここから)
虚血状態にある臓器,組織に血液再灌流が起きた際に,その臓器・組織内の微小循環において種々の毒性物質の産生が惹起され引きおこされる障害をいう。 McCordにより報告された虚血・再灌流理論が最初である(N Engl J Med 1985; 312: 159)。虚血の時間と程度,臓器の種類などにより障害の程度は異なる。不完全虚血の方が障害が強い場合もある。再灌流により血管内皮細胞傷害,微小循環 障害をきたし,臓器障害に進展すると考えられている。障害を引きおこす機序として,スーパーオキサイド(O2-)やハイドロキシルラジカル(HO・)など の活性酸素や一酸化窒素(NO)などのフリーラジカル産生による障害,各種サイトカイン,エンドセリン,アラキドン酸など各種ケミカルメディエータ産生に よる障害,活性化好中球と血管内皮細胞の相互作用に基づく障害などの機序が考えられている。局所だけでなく二次的に全身の主要臓器に障害をきたす(遠隔臓 器障害)。とくに脳・肺・肝・腎などが標的臓器となり,多臓器不全をきたす。心筋梗塞,脳梗塞,腸間膜血管閉塞症などに対する再灌流療法後や臓器移植後に みられることが多い。
(引終わり)

虚血状態にある臓器、つまり、震災など生き埋めになって瓦礫に圧迫されたりすると「虚血状態(酸欠)」となり、救出されると再び正常に血液が流れ出します。この際、堰き止められていた部位・時間によって活性酸素や血管内へ排出された毒素が身体を回り、心停止などに至るとされています。

Yahoo!の家庭の医学で「再灌流障害」を検索すると、急性動脈閉塞が関連項目として出されていましたが、再灌流障害そのものについては記述が無かった。再灌流障害は23年前に米国で確認されたもので、救急医療に数十年携わる医師でさえ年に1度あるかないか、と言われています。